2009年11月17日火曜日

白いチューリップ

いや~~
日曜日は盛り上がりました。
私が加入するDixieland On My Mind一年で最大のお祭り騒ぎ。
新宿3丁目界隈はトラッドジャズの坩堝(るつぼ)と化してました。
デキシーランドジャズ人口ってけっこう多いんですね。
TVCMやSCなどのBGMでも時々かかっていますので
聞いたこと無い方はいないと思いますが
一度、じっくりとお聴きになってみませんか?

次回の私たちのライブは
11月28日(土)20:00~  D-mind

にて行ないます。
是非お待ちしております。


ということで、今日はまたちょっといいお話しを・・・
これはある地方都市の洋品屋さんが発行する地域情報紙の中の
「小耳に挟んだ良い話」に載せられたものです。

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『白いチューリップ』

先日、茨城県の友人からの手紙で、とても心温まるいい話を聞きました。
 
・・・去年の夏の話。町中の小さな花屋さんでのこと。
私はお墓に供えるための仏花を選んでいました。
店員は20才くらいの女の人1人だけ。

すると、可愛いお客さんが、2名入ってきました。
小さな女の子とその手を引いた男の子。たぶん兄妹だったのでしょう。
男の子はポケットから小さくたたんだ千円を取り出し、「これでお花作ってください」と言いました。

店員さんが「誰かにプレゼント?」と聞くと
「お母さんに。」とちょっと恥ずかしそうに答えました。
店員さんはまたたずねました。

「どんなお花が好きかな?」
2人は少しの間考えていたようですが、今度は女の子が答えました。

「チューリップ」
店員さんはうんうんとうなずくと、赤とピンクのチューリップを何本か手に取りました。
すると、男の子がその手をつかんで
「だめだよ。」
と止めるのです。
何だろうと思って見ていると、男の子は、こう言ったのです。

「死んじゃったから白い花なんだ。」

・・・私も店員さんもしばらくだまっていました。

2人はどう見ても、小学1年生か、幼稚園といった感じ。
赤いチューリップをにぎりしめていた店員さんはまたうんうんとうなずくと
今度は白いチューリップを取り出しました。
それも、店にあった大きな花びんに入ってる20本近いチューリップを全部取り出したのです。
テーブルの上でていねいにラップをし、大きな真っ白のリボンをかけてあげ2人に手渡しました。
100円ずつのおつりと一緒に。

男の子はビックリしたようなうれしいような顔で店員さんを見上げ
2人に何も聞かなかったし、何も言わなかった店員さん。
でもあの大きな花束に、優しい気持ちがぎっしり詰まっているようでした。
不思議そうな顔で、でもしっかりと「ありがとう」と言った男の子。

お店を出ていく女の子の小さな肩と、体からはみ出るくらいの花束に思わず涙ぐみました。
そして何より、あんな自然に、温かい贈り物をしてあげられる店員さんに感動しました。

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良いお話しですよね。
私も純粋に感動しましたし、こうありたいとも思いますが


ただ同じような仕事をしている者としてはすぐに
商売としてどうだろう?
とか
仕入原価って幾らなのかな?
なんて思ってしまう自分がいるのも事実です。

よくきれいごとばかりでは商売はできないと
おっしゃる方もいます。
確かにそうかなとは思いますが
逆に欲得づくではできない部分もあるのではないのかな
この世界に入って30年・・・
いまだに商売ことがよくわかっていない未熟者です。

できれば毎日
キレイな心で
気持ちよく仕事をしたいものです。



『生活習慣美容』はキレイなお肌への最短距離です。
美肌工房SATOSHIYAのホームページもご覧下さい。

ご意見、ご質問、コメントなどいつでもお待ちしております。

2 件のコメント:

  1. 白いチューリップのお話、思わず涙がでてきました。

    本当にステキなストリーですね。

    その小さな女の子が私のプリンセスに重なりました。
    42歳のときに生まれた娘なので健康に留意して元気でいなければと思いました。

    なんて優しい、お花やさんなのでしょう。

    そんなキレイな心で毎日お客様に接していたいな・・・と感じました。

    いいお話をシェアしてくださってありがとうございます。

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  2. Mikaさん

    コメありがとさんです。
    これを聞いたときは僕も目頭が熱くなりました。
    年取って涙もろくなっている私です。(笑)

    情けは人のためならず・・・
    その店員さんには、巡り巡ってきっと良いことがあるでしょう。
    まあ、そんなことを考えてしたのではないでしょうけど。

    自然にそういう行動が出来る人でありたいと思います。

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