2009年9月6日日曜日

立山・黒部アルペンルート

おわら風の盆の帰りは、ツアーバスから離れて
『立山黒部アルペンルート』を通って帰って来ました。

子供たちが小さい時には信濃大町側から黒部ダムまでは行った事があったのですが、富山県側から立山連峰を越えて長野県信濃大町市に縦断するというのは初めての経験でした。
途中で雷鳥との出逢いに驚き、黒部ダムでは素敵な虹と出逢い感動して、とても素敵な帰路となりました。

先日、映画『剱岳(つるぎだけ) 点の記』を観て、その雄大な景色に魅了されました。富山市から立山連峰をみると本当にワクワクドキドキしますね。
ルートの詳細はざっとこんな感じです。


富 山駅から富山地方鉄道で立山駅まで約1時間ののんびりローカル線の旅です。単線なので途中の駅で下り電車とすれ違うための待ち合わせがあります。たった2 両ですが、駅で扉が開くのは前の車両のみ。私たちが座ったのは後ろの車両なので、駅に着いても扉開かず、気がつけばお客は私たち10名とあと数人のみ。な んだか心穏やかで、とっても癒されました。

その後、かなり急な坂を上るケーブルカー、そしてバスで途中の弥陀が原での休憩を挟みながら、一気に標高2,400mの室堂平へ。標高的に言えば、富士山の5合目と同じくらいの高さですが、様子は随分と違います。
立派なホテルやバスのターミナルなど施設も充実し、ここを起点に立山の主峰雄山や剱岳の登山に出る人が多いようです。
そして、この室堂にある「みくりが池」の周囲を散策中に突然の出逢いがあったのでした。

そう、国の天然記念物に指定されている『雷鳥』くんです。
可愛いですよね。すぐに飛び立って逃げるかと思いきや、エサを探しながらこちらの方に来るではないですか。私たち以外にも10人くらいはいて、全ての人がカメラや携帯を向けていたのに、本当にすぐ直前まで来てくれたのです。しかもカメラ目線だったりして(笑)





室堂からは日本で一番高いところにあるトロリーバスで大観望へ。
立 山の頂上の直下や、石原裕次郎出演の映画「黒部の太陽」で一躍有名になった“破砕帯”を通り過ぎあっという間に立山の向こう側「大観望」に出ます。ここで は感動で涙する程の絶景が待っているはずでしたが、山の天気は変わりやすいですね。ガスであたり一面真っ白!何にも見ることができませんでした。う~ん! 残念!!
その後、1本の支柱もないロープウェイとさらにケーブルカーで一気に黒部ダムに下りていきます。
ちょうど黒部ダムは観光放水を行なっていました。とっても迫力ありますが、雲切れ目から太陽の光が差し込み、ナント虹が見えたのです。




とても迫力ありました。

そこからトロリーバスで扇沢、その後路線バスで信濃大町と言うルートでした。
3,000mアルプス群の雄大な眺めは、山特有の変わりやすいお天気のせいで見えませんでしたが、その代わりとても素敵な出逢いがあったり、お花も咲いていたし、とても充実した帰り道となりました。
いろいろな高山植物が咲いていました。










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